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小児の発熱について

小児の発熱について~家庭での注意点 ダイジェスト版

一般に小児の発熱は38℃以上をさします。乳児期には37℃台が平熱の場合もあり、平熱がどのくらいか知っておくことが大切です。

測定する部位は、脇、鼓膜、皮膚がありますが、状態把握の正確性や測定の安定性から脇の測定をお勧めします

《受診の目安》

発熱だけで受診は必須ではありません。しかし、下記のように他の症状と同時に存在する際には受診を考慮しましょう。また、発熱が持続する場合も受診を考慮しましょう。発熱にはいろいろなタイプがあるため下がっているように見えていても、一日の中で38℃を超えている時間帯がある場合は発熱が続いているものと考えましょう。

□本人がつらそう   □5ヶ月未満児で38℃以上の発熱がある  □ぐったりして顔色が悪い 

□けいれんした  □意識がない  □何度も嘔吐 

□発熱が3~4日以上続いている  □薬がない

《受診の時に必要な情報》

・いつから、何度の熱が出ていますか?   

・他の症状:咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹はありますか?

熱型表があれば、病状の把握に役立ちます

実際の対応について

Q)クーリングについて

A)手足が冷たくなっているときは掛け物1枚程度を追加し、赤ちゃんなどの場合は靴下や手袋をつけるなどしましょう。ひきつづき体温のモニタリングをおこない体温が上がってきている場合は掛物の調節をしましょう。実際に熱感があって、体温測定でも37℃以上の場合はハンカチやタオルに包んだ保冷剤や氷で『わきの下』『足の付け根』など太い血管の通り道を冷やしましょう。

冷却シートは爽快感を得られますが、はがれて口や鼻をふさぐことがあるので小さなお子様は特に注意しましょう。

室温は、冬は22℃前後、夏は25~28℃。湿度は50~60%が目安。

乾燥の季節には洗濯物を室内に干したり、加湿器を使いましょう。

Q)解熱剤の使い方について

A)解熱剤は熱によるつらさを軽くするための薬です。熱が38℃以上あっても、睡眠や水分がとれて比較的睡睡眠や水分がとれて比較的元気そうであれば使わず、クーリングを主体にしましょう。38.5℃以上の場合は基本は使用するようにして、38.5℃ぎりぎりで元気そうであれば1時間後に再測定をして同様であれば使用しましょう。使用する場合は、用法容量を確認しましょう。

Q)食欲がないけど、大丈夫?

A)水分がとれていたら、食べる量が少なくても構いません。水分はこまめに摂り、脱水を予防しましょう。食事は炭水化物系を中心に、うどんをやわらかく煮たものや雑炊、スープなど水気が多く消化の良いものを選びましょう。

Q)入浴について

A)38℃以上の発熱がある日は、入浴は控えたほうが良いでしょう。37℃以上の場合でも急に体温が上昇するリスクがあるため慎重に判断しましょう。発熱時は基本は清拭などで対応し、体力低下や湯冷めなどを避けておくことお勧めします。解熱がみられ、全身状態が安定している時は、シャワーなどを短時間で終了させ清潔にしてあげてください。

Q)熱が続く場合

A)かぜに伴う発熱は通常2~3日続くことが多いです。十分な水分補給と解熱剤をうまく使いながら快適に過ごせるようにしましょう。発熱が続く場合はかぜ以外の原因を考慮することがあります。熱は朝方に下がっていても夕方から出てくることがあります。様子がおかしかったり、熱が4日以上続く場合、乳児など幼少児の場合、持病がある場合にはもう一度かかりつけ医の受診が必要です。

初期には検査などを行わないことが多いですが、経過により必要な検査を行い、そのまま様子をみていいか、より積極的な診断や治療が必要か判断します。

※解熱の判断※  体温が36℃台が48時間以上続いている時に解熱したと判断します。

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